新築にて注文住宅の建設によって夢のマイホームを手に入れる場合には、住宅ローンは必須の項目となってきます。住宅ローンを上手く選ぶ事が成功へと繋がります。
また、住宅ローン控除や借り入れ期間中の繰り上げ返済を活用していく事で、返済金額を抑え将来的に使えるお金を多く残す事が出来ます。
住宅ローンの中で最も大きなウエイトを持つのが金利となっています。金利の選び方によっては、支払う利息が大きく変わってくるのです。
金利のタイプには、固定期間選択型、全期間固定型、変動型に大別されます。各金利には、メリットとデメリットがあるため特徴をしっかり押さえておく必要があります。
まずは、固定期間選択型ですが住宅ローン返済開始から数年を優遇金利で固定出来るタイプとなっています。住宅ローンの返済が始まったばかりの当初には、何かとお金が必要となります。そんな時に低い金利に固定出来るため返済金額を抑える事が出来ます。返済残額が多い時期の金利変動のリスクを回避出来る魅力があるのです。金利の固定期間が終わるとその時の金融動向を考慮して変動か固定を選べるメリットもあります。
次に全期間固定型は、完済までの間、金利を一定に出来る魅力があります。金利が高いものの利率が急激に上昇した場合でも影響を全く受けません。金利が上昇する気配がある時には、全期間固定型を選ぶとリスクを回避する事が出来ます。
次に変動型ですが、金利が最も低いという魅力があります。景気や経済に応じて金利が変動するため、返済金額が固定出来ないデメリットもあります。金利が一定で上昇しない場合には、変動型を選択すると最も利息を抑える事が出来ます。
住宅ローンを借りる際の世界経済や金融市場、景気の動向を把握して金利のタイプを選ぶと成功する事が出来ます。予め金利について勉強し、知識を集めておく事がとても重要となっています。
次に住宅ローンを借り入れると最初の10年間は、年末にローン控除を受ける事が可能です。残高の1パーセントが戻ってくる為、住宅ローンの負担を少なくする事が出来ます。住宅ローンを借り入れ1年目の確定申告と以降の年末調整での申請を行う事で、還付を受けられます。住宅ローン控除の申請は忘れずにしっかりと行う事で、家計を楽にする事が出来ます。
最後に繰り上げ返済を活用する事も住宅ローン成功への近道です。住宅ローン借り入れ期間が長いほど支払う利息が多くなる為、繰り上げ返済で期間を短縮する事が大切です。